色々な職を経験したからこそ今の自分が言えること~建築職人編~
こんばんは。焼海苔まさしです。
今日もやってまいりましたブログの時間です。
クソ飽き性な自分にしては、なんとか継続できている気がします。
そこで今日は自分の経験を踏まえて、建築職人について考えてみます。
経験その1 軽天屋(石膏ボード貼ったり、下地を組んだりします)
まず、現場仕事ってどういうイメージでしょう?
おそらくは・・・・
・ドブラック
・3K
・ヤンキーみたいなのしかいない
・知的生命体が少ない
・勉強しなかった奴らの末路
・とにかくしんどい
・ビンボー
等々が先行するでしょう。
ところがどっこいバットしかしハウエバー。
その通りです!!!
擁護するつもりもなにもありませんし、事実です。
しかし上記の中でも一つだけ間違いがあります。
賃金です。
賃金だけは本当に良かった。
私のいた会社では法律ギリギリの節税もやってくれていて、
詳細は申せませんが手取りで26万は手堅かったです。
そんなクソしんどいけどお金は大変良い建築職人。
実際に他職も経験した私だからこそ言えるメリットも沢山あります。
①終業がなんだかんだで早い
基本的に建築職人は早く帰りたがりのサボリ屋さんです。
現場自体も遅くまでやってると苦情も来ますし、基本的には6時には現場を出ます。
②休みが取りやすい
職人さんは基本的に日給月給で、出れば出ただけお金を稼げます。
ですので、出なければお金がつかないだけのこと。
結構簡単に休みの取得を許してくれます。
③体がめっちゃ鍛えられる
現場仕事なので当たり前ですが、ちょっと自分が強くなった気がします。
休日に電車に乗ってもパラノイアおじさん程度ではビビらなくなります。
(親方や同僚のほうが数百倍怖いので麻痺しているだけかもしれません
あと、基本屋外で働くのでメンタルが健康になります。
太陽光を浴びて体を動かすので気分は爽快です。
④簡単なリフォームならできるようになる
私の場合は軽天屋という内装をメインに施工する職種でした。
ですので、今でも下地とボードくらいなら貼れます。
実際に別の会社に勤めたときも事務所をリフォームしました。
おおよそこんな具合ですね。
事務職や営業をやってきた自分としてはとても新鮮でした。
というより、体を動かすことの大切さを学んだことが大きいです。
元気に職人やってると気分も爽やかなんですよね。
汗水たらして働いて夕日を見ながら帰るのも大好きでした。
そんな職人さんですが、どうして離れたのでしょう?
それはデメリットの方でお伝えいたします。
それではいってみよー。
建築職人 ~軽天屋デメリット編~
①親方も同僚も含め基本ヤンキーしかいない
マジでヤンキーばっかりです。ツッパリばっかり。
ですので、怒られるときは本当に恐ろしいです。
もちろん場合によっては拳も飛びます
そしてもちろんパワハラなんて言葉は存在しません。
全身全霊を込めてあなたに向き合ってくれます。
②朝が早すぎる
マジで早い。
大体現場の始業は午前8時なんですが、少し遠い現場だと5時起きはザラです。
③体調管理がシビア
例えば内勤や、営業などであれば多少の体調不良なら出勤してしまいますよね。
ところがどっこい職人はそうはいきません。
風邪を引いた状態で現場仕事は本当にキツいです。
微熱でもまともに動けません。
④収入にムラがある
日給月給ということは、休みは給料がない日です。
インフルエンザでも患ってしまえば、その月はスズメの涙のようなお給料に・・・
⑤夏が地獄
本当にこれはどうしようも無い。
空調服といういかにも涼しそうな物がありますが、実物はただの扇風機服です。
ゼネコン側も色々対策はしてくれてはいますが、労働も伴って本気で暑いです。
⑥道具が自腹
すべてという訳ではありませんが、基本的に壊れたら自腹です。
スケールと呼ばれる巻き尺、これがマジで切れるんですよ。
しかも仕事で使うレベルの物ですから、結構高い。
まともなスケールを買おうと思ったら4000円は必要な物です。
それが・・・そいつがぶっちんぶっちん切れるんですよ・・・・
多い月では2個買ったりします。
スケールもっと安けりゃなあ・・・
ざっとこんなもんです。
細かい愚痴を含めたら書ききれないレベルですが、明確なデメリットはこのくらいでしょうか。
私は上司(親方ではない)のパワハラが原因なのと、収入が安定しないことにより退職しました。
しかし、上司のパワハラも本当のクズ野郎で無ければ、その瞬間怖いだけで基本的には後輩思いの人たちばかりです。
実際親方も子方思いの熱い人でしたし、直接の暴力は振られたこともなかったです。
私の場合は本当に運がなかったのと、ちゃんと親方にすべて報告して相談していれば、今でも職人をやっていたかもしれません。
本当にあの時私を追い込んだクソ野郎にはいつか仕返しをしたいなと思っています。
おぼえとけよ・・・・マジで・・・・・・・・