最近のマナーブームについて思うこと
こんばんは。焼海苔まさしです。
バチクソ迷走中かつ手探りMAXブログ引き続きです。
今日は昨今のビジネスマナーブームについて書いてみようと思います。
そもそもマナーとはなんぞや?ってところからですが、
私は人に対する最低限の礼節と認識しています。
(日常生活のマナーについては社会性の為の物もたくさんあるので省きます)
ですので、シーンや相手によっても気を遣う度合いは変わる物ですね。
そしてなにより自分の意識を持って行う物だと考えます。
例えばの話なんですが、
自分がとても尊敬している人と会うことがあったとします。
ずーっと会いたかった人で、会ったらどんな質問しようかなとか、本当はどんな人なんだろうとかいろいろ考えますよね。
そんな人と会うとするなら、もちろん無礼はしたくないですよね。
いろんな礼節を調べたり、少しでも好印象を与えたいと思うはずです。
その時にひりだすもの。それこそがマナーの神髄だと思います。
なんかふんわりした表現をするのであれば「おもいやり」といった物でしょうか?
つまり、昨今のマナー講師が言うような「知らなかったでは済まされない!」みたいな物ではないと声を大にして言いたい。
そしてそんな知ってるか知らないかすらわからないようなマイナーマナーを振りかざしてマウントを取ったり、
発狂するような人間がまともな人間であるはずがありません。
そしてそのような人間があなたの尊敬するような人間である筈もありません。
一度逆の立場になって考えてみましょう。
あなたがもてなされる側になった時です。
なんでかわからんが、自分の事をめっちゃ尊敬してくれてる奴が会いに来る訳です。
もちろんあなたは尊敬されるような立場にいて、それなりに礼節はわきまえています。
そして当日あなたの目の前には目をキラキラさせたあなたのファンがいます。
そして自分が知らないようなよくわからん礼節のような物を必死で行うわけです。
そしてビジネスマンとして外してはいけないような礼節を外してきたりするのです。
・・・・・正直どうでも良くないですか?
もう相手の礼節が正しいかどうかなんてどうでもいいでしょう。
本当に心がこもった相手の行動を見ていれば愛おしくなる筈です。
もし、あなたが相手を本当にどうにかしてやりたいと思うのであれば、その場で優しく注意するでしょう。
それで事足りるのです。
礼節なんてものは人から人に伝わる物です。
無礼があればその場で謝罪すればいいのです。
つまり何が言いたいのかというと、マナーは提供する側の思いやりということです。
受ける側は不快であれば伝えれば良いのです。
もちろん知っているに越したことはありませんが、最も大切なのは相手を敬う心と、無礼を詫びる勇気です。
それこそが最高のマナーだと思います。
知っているか知らないかで己の収入に直結するようなものではありません。
もし見ている方がいらっしゃいましたら、明日からはクソのようなマイナーマナーは捨てて、
目の前の人をもてなすのには何が必要かをもう一度考えてみてください。
本当に必要か不要かがわかるはずです。
ハンコの角度でキレる取引先は本当に必要なのか・・・
もちろんあなたの裁量の範囲では無いかもしれませんが、その取引先の代替を探すことは可能なはずです。
もう一度マナーについて冷静になってみてください。